年金は、長期間かけ続けていくものですので、未納だったのか、払ったのか、どの制度に加入していたのか、把握するには相当細かく記録をつけておかなくてはいけません。

特に、派遣社員やフリーターの方、入社退職を何度も繰り返している人の場合、記録も複雑になってしまいます。

そんな時に、記録を簡単にかくにんできる方法はないものでしょうか?

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国民年金などの未納を確認する方法

複雑になってしまった記録を確認する手段はあります。

年金事務所へ

「年金記録を確認したい」

と申し出れば、即座に確認することができます。

国民年金の未納だけでなく、加入期間、厚生年金を掛けていた期間と会社名も一気に確認することができます。

さすがに、これだけの個人情報ですので、電話1本では教えてもらえませんが、窓口に直接行くか、電話で問い合わせ、後日送ってもらうという方法で確認できます。

この方法が一番正確に、早く確認ができるのですが、他にも方法がありますので紹介します。

年金の記録を確認する方法 ~ねんきんネットに登録する~ 

ねんきんネットを活用する。

日本年金機構のホームページに訪れるとあるのですが、「ねんきんネット」というものが存在します。

ねんきんネットは、登録することにより、ネット上で自分の年金記録を随時確認できるようになります。

詳細なデータも表示され、未納の確認はもちろん、将来もらえる年金の見込み額の計算なども行うことができます。

スマホにも対応していますので、ある意味、どこでも確認が取れるようになります。

しかし、「登録」という作業が必要ですので、少々面倒と感じる人がいるかもしれませんね。

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年金の記録を確認する方法 ~定期便により確認する~ 

日本年金機構のサービスで、毎年誕生月(1日生まれの方は、誕生日の前月)にねんきん定期便というものが送られてくるようになりました。

こちらでも、国民年金で未納が何月あるかなど確認が取れるようになっていますが、年金事務所へ直接行くなり、問い合わせるなりする方法や、ねんきんネットで閲覧できる記録と比べると、中身の説明が簡略化されすぎています。

未納は月数だけでしか表示がなく、いつの分が未納なのかは表示されていません。

本当に、「国民年金の未納があるか、ないか」だけを確認するだけになってしまいますし、未納があるなら払おうと思っても、結局はいつの分が未納なのか、年金事務所に問い合わせることになってしまいます。

これであれば、始めから年金事務所に問い合わせたほうが早いですね。

まとめ

国民年金の未納期間を確認するには、年金事務所へ問い合わせてみるのが一番早いですし、正確なところがわかります。

例外として、年金手帳を開いてみると記録を書き込む部分がありますので、そこへ記入していくという方法もあるのですが、もしも手帳を失くした時を考えると、あまりお勧めはできません。

記録を確認するのは無料ですから、気になった時に年金事務所で聞いてみるという方法が、一番簡単で、正確です。

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