会社や役所から、「基礎年金番号の分かるものを持ってきてください」と言われたことはないですか?
普段の生活でその番号を使うことはほとんどないですし、基礎年金番号を知るためには何を調べればいいの?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分自身の基礎年金番号はどのようにすれば分かるのか、その調べ方をご紹介します。
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国民一人一人に与えられる、基礎年金番号の調べ方とは?
20歳になったり、20歳前に就職したりすると、国民一人一人に基礎年金番号が与えられます。
「〇〇〇〇―△△△△△△」のように、「4桁―6桁」で構成される番号のことです。
この基礎年金番号で私たちの年金の記録が管理されています。
では、この基礎年金番号はどのようにすれば分かるのでしょうか?
基礎年金番号は、主に次の書類に記載されています。
- 年金手帳
- 基礎年金番号通知書
- 国民年金保険料の口座振替額通知書
- 国民年金保険料の納付書、領収書
- 年金証書
- 年金額改定通知書、年金振込通知書
- ねんきん定期便
と言われても、聞いたことのない書類もありますよね。
では、この中の、どの書類を探せばよいのでしょうか?
「年金手帳」か「ねんきん定期便」を探しましょう!
「年金手帳」と「ねんきん定期便」が比較的身近なものですので、この2つを探すのが良いでしょう。
年金手帳
年金手帳は、青色のハガキサイズの大きさの手帳です。
以前はオレンジ色でしたので、オレンジ色をお持ちの方も多いと思います。
見開きのページに大きく基礎年金番号が記載されています。
大学生の場合、20歳になると年金手帳が発行されます。
その手続きはすべてご両親がされていて、ご両親が年金手帳を大切に保管していることも多いです。
探してみて見つからない場合は、ご両親に聞いてみると良いでしょう。
ねんきん定期便
ねんきん定期便は、年に一回、誕生日の月に送られてくるハガキのことです。
35歳、45歳、59歳に該当するときだけは、ハガキではなく封書で送られてきます。
基礎年金番号の他に、これまでの納付状況や老後の年金の見込み額などが記載されています。