国民年金に加入したけれども、一向に納付書が来ない。

納付期限は翌月の月末ですので、納付期限だけが迫って来て、心配になる方もいらっしゃるようです。

納付期限までに納付書が届かないとなると一大事です。

本人としては、正しく手続きしたにも関わらず、未納扱いされてしまっては、納得いきません。

今回は、国民年金納付書の発送時期に触れてみたいと思います。

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国民年金の納付書はすぐには届きません

国民年金の納付書は、手続き後2週間ほどで送られてきます。

「20歳になった」「会社を辞めた」などの理由により、国民年金第1号被保険者となられた方は、届書の処理後、国民年金保険料の納付書がお手元に届きます。

日本年金機構のホームページには、このように記載があります。
(http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-02.html)

納付書の発行タイミングは他にも、「20歳になった」「会社を辞めた」の他にも、

  • 4月になった。
  • 免除期間が切れた。

というものもあります。

こちらの場合は、全国で順番に乗っ取って発送していきますので、2週間ではなく、もう少し余裕を見たほうがよいかもしれません。

でも、なんでこんなに時間がかかるのか、不思議に思いませんか?

国民年金の届書は、ほぼ全て市区町村経由のため時間がかかる

国民年金に関する届出書は、ほぼ全てが市区町村経由となっていますので、時間がかかります。

例え、日本年金機構が最終的な処理を行うからと言って、直接提出しても一旦は市区町村へ送られて、その後、再度日本年金機構に届書が届き、やっと入力処理なりがされます。

市区町村は、大体週1回くらいのペースで、日本年金機構に書類を送付しますので、ここで1週間。

日本年金機構が受付けて、入力を行い、様々なチェックを行ってから発送となります。

時間的には、これでいっぱいいっぱいなのかもしれません。

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もっと早く送ることはできないのか

国民年金の納付書が手元に届くまで2週間という期間は、これ以上短縮することは難しいです。

しかし、市区町村と日本年金機構の都合で、未納扱いされてはたまりません。

もっと早く送ることができないのかと考えてみますと、実は深い闇が存在するようです。

特に日本年金機構ですが、経費削減、人員削減ということ集中センターのようなものを作っています。(事務センター)

事務所は来客や相談の仕事、事務センターは事務処理と、業務の住み分けを行っています。

このために一番時間のかかる例で考えますと

  1. 日本年金機構の事務所で受付し、市区町村へ送付(原則その日)
  2. 市区町村が日本年金機構(事務センター)へ送付(1週間でとりまとめ)
  3. 事務処理が終わり、納付書発送(1週間くらい?)

その他、イレギュラーが起きたりすれば、もっと遅くなると思います。

気長に待つしかなさそうです。

日本年金機構では、納付書の発行履歴も残していますので、納付期限の関係について、未納だなんだと突っ込んでは来ませんので、そこはご安心してください。

まとめ

手続きをして、納付書が来ない場合、心配になる気持ちは分かります。

しかし、納付書発行までのプロセスから2週間ほどの時間がかかるのは仕方ないことのようです。

逆に、1ヶ月も2カ月も来ないということはあり得ないことです。

どこかで何かが起きている可能性がありますので、1ヶ月以上待っても届かないというときは、念のため日本年金機構に確認を取ってください。

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