20歳になったら国民年金への加入が必要となります。
フリーターでも、大学生でも、専門学校生でも皆さん同じです。
学生の方々は、卒業した後にどこかに就職が決まり、いよいよ社会人として歩き出すことになります。
その時に会社から言われる言葉。
「年金手帳持ってきて」
すぐに出すことができますか。
20歳を超えていれば「ない」なんてことはありません。
さて、年金手帳はいつ発行されて、どこにあるのでしょう。
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国民年金の手帳は学生でも持っているはずです
国民年金の手帳は必ず持っているはずです。
青い手帳です。
年金手帳と書いてあります。(国民年金手帳とは書いていませんので注意してください)
見たことがあるのであれば、必死に探してみてください。
身分証明にもなりうるものですので、失くしたとなるとどんなことに使われるか分かりません。
見たことのない人は、親御さんに聞いてみましょう。
特に
- 20歳の時は実家にいたけど、今は1人暮らし。
ずっと実家住まい。
この両者は高い確率で、親御さんが保管している可能性が高いです。
もともと貰ったことがない人もいます
ごくまれに年金手帳を持っていない人もいらっしゃいます。
- 20歳以前に厚生年金を掛けたことがある。
遺族年金や障害年金を貰っている。
この両者です。
これ以外は、ほぼほぼ考えられません。
2つの例は、元々年金の番号が20歳になる前に発行されていますので、20歳の時には発行されません。
逆に言うと、年金制度に入ったことがなく、障害年金も遺族年金も貰っていないのであれば必ず手帳が送られてきていますので、探し出してください。
発送する日本年金機構側も、普通郵便で送るようなことはせず、届いたか届いていないかの管理をキッチリ行っています。
もしも、届かない、行方不明な場合でも住民票を遡ったりして必死に届けようと努力します。
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年金手帳がどうしてもないときは、どうすればよいですか?
どこを探しても、親に聞いても年金手帳が見つからないというときには再交付するしかありません。
タイミングとしては、会社に提出する前に自分で手続きをするか、又は会社に「年金手帳を失くした」と伝え、厚生年金加入のタイミングで再交付してもらうことになります。
どちらでもよいのですが、会社に提出する前に再交付することをオススメします。
年金手帳に「再交付」と打たれてしまいますが、会社に再交付を頼むよりは、会社に与える印象が良くなると考えます。
ここは個人の性格次第ですので、ご自由に選択してください。
個人で年金手帳の再交付を行う場合は、市区町村役場と日本年金機構の各事務所で行えます。
しかし、再交付のスピード(手元に来るまでの日数)は日本年金機構の方が速いです。
身分証明があると、運が良ければ、その場で再交付してもらうことが可能です。
現在、日本年金機構は、窓口の圧縮を行っており、窓口交付は少なくなってきているのですが、急ぎの方には窓口で交付してくれる場合もありますので、急ぎの場合は諦めずに交渉してみましょう。
時間に余裕をもって手続きすることが、今後社会人として羽ばたくためにも、一番ですが。
まとめ
年金手帳は、年金の手続き時には必ず必要になってくるものです。
手帳に書いてある、基礎年金番号というものにあなたの歴史が刻まれていくことになります。
ということは、
年金手帳を紛失 = 個人情報の流出
ということにもなりかねませんし、見る人が見ると、その方の経歴が丸わかりになってしまいます。
国民年金は非常に大切で、長い間付き合っていかなくてはいけないものですので、年金手帳はキチンと管理をしておきましょう。
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